個々の項目を記号で連結して新たな項目値を表したい

個々の項目を記号で連結して新たな項目値を表したい

データが各列に分かれている

ご提供頂くデータの中で、各列にデータが分かれている状態で、データベースに保存する際に1つのデータとして保存するため、データを連結しなければならない場合があります。

取引先名 郵便番号 都道府県 市区町村 住所1 住所2
ABC株式会社 111-1111 東京都 新宿区 〇〇〇 1-1-1
DEF株式会社 222-2222 神奈川県 横浜市中区 〇〇〇 1-1-1
GHI株式会社 333-3333 大阪府 大阪市北区 〇〇〇 1-1-1

「郵便番号」「都道府県」「市区町村」「住所1」「住所2」等、入力する際のフォームが分かれていた場合や、取引先様から受領したデータが分かれた状態であった場合などが原因です。

データを連結する

各列のデータを連結するには、CONCATENATE(コンケイトネイト)関数を使用します。 CONCATENATE関数は、引数に指定したセル、または文字列を、引数順に連結した結果を返します。 引数は、最大で255個指定でき、合計8,192文字まで指定できます。CONCATENATE関数の書式は、

CONCATENATE(文字列1, [文字列2], ...)

になります。

冒頭の表を例に、ABC株式会社の郵便番号から住所2までのデータを使用し「〒郵便番号 都道府県市区町村住所1住所2」の形に加工したいとします。

=CONCATENATE("〒", B2, " ", C2, D2, E2, F2)

式の解説

第1引数

=CONCATENATE(“〒”, B2, ” “, C2, D2, E2, F2)

連結したいセル、または文字列や数値を指定します。

本例では記号であるを指定します。

第2引数

=CONCATENATE(“〒”, B2, ” “, C2, D2, E2, F2)

連結したいセル、または文字列や数値を指定します。

本例では郵便番号であるセルB2を指定します。

第3引数

=CONCATENATE(“〒”, B2, ” “, C2, D2, E2, F2)

連結したいセル、または文字列や数値を指定します。

本例では区切り文字である" "(半角スペース)を指定します。

第4引数以降

=CONCATENATE(“〒”, B2, ” “, C2, D2, E2, F2)

連結したいセル、または文字列や数値を指定します。

本例では都道府県、市区町村、住所1、住所2であるセルC, D2, E2, F2を指定します。

補足

数式に&でセルや文字列の連結ができるので、わざわざCONCATENATE関数を使わずとも良いのですが、連結したいデータが多いと数式が見づらくなり、作業ミスを誘発する可能性があるため、連結したいデータ量で使い分けるのが吉です。

また、CONCATENATE関数を使い、Ctrlキーを押しながら次々にセルをクリックしていくと素早く正確に入力できます。

Excel 2019、Office 365版のExcelをお使いの場合

新たに追加されたTEXTJOIN(テキストジョイン)関数とCONCAT(コンカット)関数が使用できます。 TEXTJOIN関数の書式は、

TEXTJOIN(区切り記号, 空の文字列を無視するかどうかの論理値, 文字列1, [文字列2], ...)

となりますが、区切り記号は1つしか指定できない点にご注意ください。 CONCAT関数の書式は、

CONCAT(文字列1, [文字列2], ...)

となります。

Massteryで対応するとこうなる

Massteryには、記号と項目を連結するための関数は用意していませんが、エクセルにもあります、数式&(アンド)を用いて、連結することができます。

Massteryでの項目を記号で連結して新たな項目値を作成する例

指定内容

変換対象カラム
Massteryはフォーマットの項目単位で変換を指定しますので、出力ファイルの項目(列の名称)を指定します。
変換方法
変換対象カラムに値またはロジックを適用する「=」を指定します。
値または変換ロジック
〒&”郵便番号”&”都道府県”&”市区町村”&”住所1″&”住所2″

式の解説

文字や項目の連結には数式の「&」を使用して出力します。 項目名を指定しますと行の項目値を使用しますので、期待する文字列となるように文字と項目名を順に&で繋げていきます。項目名は、ダブルコーテーションで囲うルールになりますので、

〒"&郵便番号"&"都道府県"&"市区町村"&"住所1"&"住所2"

になります。これで元々あったデータに記号を追加することで新たなデータが出力されるようになります。部分的に半角スペースを付ける必要がある場合は、「"郵便番号"& &"都道府県"」と間には半角スペースを付けてください。

如何でしたでしょうか。Massteryでは、出力ルールをエクセルのようにセルの中に埋め込まず別の設定画面に記載しますのでルールの見渡しがよく、管理しやすくなっています。 もしご興味がございましたら、是非お問い合わせください。御社の商品データの整備にお役に立てられると存じます。

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