
記号を全角から半角にしたい

見た目で分かりにくい記号が全角に
ご提供頂くデータの中に、記号が全角になっている場合があります。
下記の例示画像では「&」の半角と全角が近くにあるため、なんとなく区別できますが、単体ですと目視ではなかなか判別できるには職人的な目視力が必要になります。
誤変換やコピー元が全角を使用されていて全角文字が混ざることがあります。全角ですと幅を使うのでレイアウト上の問題が出てきますので全角記号を使わないルールとする会社様もおります。
全角記号を半角記号に変換する
半角記号へ変換するにはASC(アスキー)関数を使います。
コンピューターや通信機器に使われる文字コードのASCII(American Standard Code for Information Interchange)という規格から関数名にも使われたようです。ASC関数の書式は、
ASC(文字列)
になります。
仮に半角記号があるセルの位置がA1とします。
=ASC(A1)
非常に簡単です。
式の解説
第1引数
=ASC(A1)
半角記号があるセルの位置を指定します。
Massteryで対応するとこうなる
指定内容
- 変換対象カラム
- Massteryはフォーマットの項目単位で変換を指定しますので、入力ファイルの項目(列の名称)を指定します。
- 変換方法
- 変換対象カラムに値またはロジックを適用する「=」を指定します。
- 値または変換ロジック
- ASC(“商品名”)
ASC関数式の解説
Massteryでの書式は以下になります。
ASC("変換対象カラム名称")
引数は1つになります。
引数
ASC("商品名")
変換対象カラムで項目を指定していますが、第1引数においても同じく変換対象を指定します。カラム名称を指定する場合は、ダブルクォーテーションで囲います。