業界別ソリューション

卸売業界向けソリューション紹介

卸売業界向けソリューション紹介

これまでたくさんの機能を紹介させていただきましたように、Massteryには大量の商品情報を処理する機能が数多く揃っています。今回は、卸売業界のお客様のソリューション事例を紹介させていただきます。

卸売業界のサプライチェーン

一般的に商品のサプライチェーンは、メーカー ⇒ 卸売 ⇒ 小売という流れとなっており、メーカーは卸売に商品を卸し、卸売は小売に商品を販売します。卸売業者は1社と独占的に契約を行ってはおらず、複数の小売業者と契約を行い、かつ、仕入先のメーカーとも複数社契約を結んでおります。なぜこの形式が一般的になったかというと、メーカーや小売業者観点からみると、契約書を複数社と結ぶ必要もなく、与信管理の手間等もなくなるからです。

このサプライチェーンだと、卸売業者は、各小売業者ごとの異なったフォーマットで商品情報を提供する必要があります。かつ、相対してメーカーから商品情報を取得しますが、こちらも各メーカーごとに異なったフォーマットで商品情報が提供されるため、莫大な商品情報を仕分けする作業が発生し、無視できない管理工数がかかっている現状があります。

卸売業界のペイン

この商品情報の仕分け作業ですが、限られた人数の担当者でマンパワー的に業務を回しているケースが多く、変換用マクロのロジックを各自で作ったり、仕入先からの情報共有がなく、各自でデータ差分の目視確認をするなど、属人性が高い業務になってしまっています。また、各所で手作業が発生してしまい、都度担当者が手入力を行っているため、コピペミスや重複確認の漏れなどが起き、価格の更新漏れや廃番品の登録不備という結果につながることも多くあります。

メーカー・卸売・小売がシームレスにつながることが、エンドユーザーにとっても利益となるのですが、なかなかできていないのが現状です。

Massteryの活用事例

このようなペインを解決するため、Massteryは誕生した背景があります。今まで各自で属人化していた業務をSaaSとしてクラウド化することで情報共有を簡単に行える体制を整え、ローコード・ノーコードでデータクレンジングできる環境を整えることで、誰でも簡単にデータ整備を行えるようにしました。

特に現在ご利用いただいている企業様では、価格更新や廃番品を容易に取得できる差分比較の機能や商品名やメーカー品番などからカテゴリ分類を類推するカテゴリの自動付与機能などをご活用いただいております。

また、API経由などで外部データと連携することで、より自動化した運用を行っている企業様もいらっしゃいます。

他にも様々な機能があり、それらを組み合わせることで莫大な商品情報の整備を簡単に行っていただいております。

こちらで紹介した事例以外にも数多くのソリューションがございますので、ご関心お持ちでしたら、お気軽にお問い合わせください。